薬液注入工法の特徴
高圧噴射攪拌工法や表面処理工法など地盤改良工事の工法は数あれど、なぜ当社は薬液注入工法に着目し、この工法を軸に取り組んでいるのか。それは、施工の容易さ、施工条件に対する自由度の高さなど、薬液注入工法に様々な特徴があるからです。こちらにまとめた主な特徴をご覧ください。
コンパクトな設備で施工可能
薬液注入工法を施すのに必要なのは、小型の設備と機械のみ。
設置場所を選ばず、狭小の場所や高さ制限のある場所でも施工が行えるとあって、自由度の高い作業を実現します。
適度な固さで掘削作業を妨げない
注入した薬液は掘削作業の支障をきたさない程度にしか固まりません。
地盤を安定させ止水効果を発揮しながらも掘削はスムーズに行えます。地盤改良だけでなく、その他の作業も効率的です。
360°方向を問わず施工可能
水平や上向きなど、角度を問わずに施工ができます。
薬液注入工法以外の工法だと不可能な向きでも十分対応できる、自由な注入角度も特徴です。
環境にやさしい
薬液はほぼ地盤の中に注入されます。そのため、廃棄物にはなりません。
また、使用する薬液は土と同じ材料であると考え、繰り返した年月の先には安全性の高いものを使用してます。
工法も薬液の種類も共に豊富
薬液注入工法には豊富な種類と同じく薬液の種類があります。
地盤条件や注入目的、周辺環境などを考慮してふさわしい工法を選びます。